1952-03-14 第13回国会 衆議院 文部委員会 第10号
○松橋参考人 お答えいたします。全国の方は、私まだよく調査しませんからわかりませんが、東京の都立の高等学校の教員と比較をしてみますと――これも学校によりまして、はつきりした点はよくわかりません。東京全体の都立の高等学校の平均給というものは、調べる方法が今のところちよつとないので、ある一部の都立の高等学校を調査いたしたのでありますが、そのときに大体都立の高等学校の平均は一万四、五千円かと私は記憶しております
○松橋参考人 お答えいたします。全国の方は、私まだよく調査しませんからわかりませんが、東京の都立の高等学校の教員と比較をしてみますと――これも学校によりまして、はつきりした点はよくわかりません。東京全体の都立の高等学校の平均給というものは、調べる方法が今のところちよつとないので、ある一部の都立の高等学校を調査いたしたのでありますが、そのときに大体都立の高等学校の平均は一万四、五千円かと私は記憶しております
○松橋参考人 それではその点にお答えいたします。私学の経営者としては、とにかく十分な給与を与えて、そうしてりつぱな教員を雇つて、りつぱな教育をしようという念願に燃えていることは、われわれも想像しております。しかし、先ほど申上げたように、現在の私立学校のほとんど全部というものは、経営が非常に困難でありまするから、理想には燃えておつても、まだ現在においては、そういうふうな方法は一つもとつていないわけなのであります
○松橋参考人 それでは私立学校振興会法案について、教員側の代表として意見を述べさせていただきたいと存じます。 今般政府より提案されましたところの私立学校振興会法案というものは、これは長年にわたつての全国の私立学校の教職員の要望でありまして、また昨年以来文部省当局とは、経営者ばかりでなく、われわれ中等学校の教員としてもこれに加わりまして、たびたび協議して、十分われわれの意見も文部省当局に申し上げておる